ツッチー

1年目が知らなかった話

昔は白が主役だった——カリフラワーとブロッコリーの逆転史

スーパーに行くと、ブロッコリーはいつもどこかに山積みになっている。対してカリフラワーは、あったりなかったり。棚の面積も、ブランドの種類も、明らかに差がある。でも実は1970年代まで、この関係は逆だった。当時の日本の食卓では、カリフラワーの方...
料理科学ノート

昆布だしは60℃が正解——グルタミン酸を引き出す温度の科学

だしを引くとき、「しっかり煮出した方が旨味が出るんじゃないか」と思って沸騰させていませんか?私も最初の頃はそう思っていました。でも実は、昆布だしには最適な温度帯があって、沸騰させると逆に風味が落ちてしまうんです。グルタミン酸が最もよく溶け出...
新人料理人の悩み

仕込みが遅くて毎日怒られる…先輩みたいに段取りよく動くにはどうすればいい?

入ったばかりのころ、私は毎日仕込みが終わらなかった。朝イチで出勤して、先輩と同じ時間に作業を始めているはずなのに、気づいたらランチの営業前に先輩の手が止まり、私だけがまだ人参を刻んでいる。「なにやってんの?もう時間ないよ」という声が飛んでき...
1年目が知らなかった話

川魚を生で食べてはいけない本当の理由——寄生虫と加熱温度の科学

「川魚って刺身で食べられないんですか?」と研修生に聞かれたとき、「ダメだよ」と答えながら、ちゃんと理由を説明できていなかった自分に気づいた。海の魚なら〆サバや平目の薄造りをあたりまえのように出す厨房でも、イワナやアユは絶対に生で提供しない。...
1年目が知らなかった話

なぜ煮込み料理の肉はしっとりするのか?コラーゲンとゼラチンの変換を解説

厨房に立ち始めたころ、先輩から「カレーや角煮は弱火で長時間煮るのが基本だ」と教わった。でも当時の僕には、その理由がわからなかった。「なぜ強火でサッと煮ちゃいけないのか?」——火が通ればいいんじゃないの、と正直思っていた。ところが実際にやって...
1年目が知らなかった話

ゴボウは皮を剥きすぎると損をする——旨みが集まる”皮下”の科学

「ゴボウの皮はしっかり剥いておけよ」——入社して間もないころ、先輩にそう言われてピーラーでゴリゴリと皮を剥き続けた記憶がある。茶色い皮がどんどんむけて、白くきれいな断面が現れるのを見て「よし、きれいになった」と満足していた。でも、今思えばあ...
1年目が知らなかった話

なぜ玉ねぎを炒めると甘くなるのか?厨房の「当たり前」を科学で解説

料理を始めたばかりのころ、先輩から「玉ねぎは飴色になるまでしっかり炒めろ」と言われた。言われた通りにやると確かに甘くなる。でも、なぜ甘くなるのか、誰も教えてくれなかった。「炒めると水分が飛んで甘みが濃縮されるんだろ?」——そう思っていたのは...
料理科学ノート

大根おろしで肉が柔らかくなる科学|プロテアーゼ酵素の働き

焼き肉の下準備に大根おろしを使うと、肉が驚くほど柔らかくなりますよね。私も現場でよく活用しているのですが、「なぜ大根おろしで肉が柔らかくなるの?」と聞かれると、ちゃんと答えられますか?実はここに、酵素という小さな「料理人」が活躍しています。...
新人料理人の悩み

料理がまずい人の特徴5選|1年目料理人が陥りがちな失敗と明日からの改善策

1年目の頃、まかないで炒め物を作った。自信満々で出したら、先輩にひとこと言われた。「辛すぎる。喉渇くわ」。醤油を感覚で入れていたのが原因だった。でもそのとき、何が悪かったのか、正直まったくわかっていなかったんです。料理がうまくならない1年目...
キャリア・転職

料理人1年目の休日の過ごし方——成長につながる休み方と完全リフレッシュ法

休みの日、何してますか?「ずっと寝てた」「ゲームしてた」「何もしてない」——それでいいんです。心から。(最初からそう言ってしまうと記事にならないんですが、でも本当にそれでいい)料理人の仕事は消耗が激しい。体を使い、頭を使い、感情も使う。休日...