料理と言語 【語源】「刺身」はなぜ「刺す」のか——切り身と呼ばない理由 「刺身」という言葉、よく考えると少し不思議だ。魚を「刺す」のではなく「切る」のに、なぜ「刺し身」と呼ぶのか。「切り身」と呼ばないのはなぜなのか。📖 今回のテーマ「刺身」という料理名に隠された語源と、日本語の「切る」が縁起の悪い言葉だった歴史... 2026.05.19 料理と言語
1年目が知らなかった話 飲んではいけない人たちが、最高の酒を作った お坊さんは酒を飲んではいけない。仏教の戒律でそう定められている。でも、日本酒の醸造技術を最も磨いたのは、その「飲んではいけない人たち」だった。奈良県の正暦寺(しょうりゃくじ)。ここが「清酒発祥の地」とされている。室町時代、この寺の僧たちが現... 2026.05.19 1年目が知らなかった話
料理と言語 【外来語】「コロッケ」のフランス語発音との乖離——croquetteはどこへ行ったのか 「コロッケ」という名前に違和感を覚えたことはないだろうか。フランス語では「croquette(クロケット)」——なのに日本では、なぜ「コロッケ」と呼ばれているのか。🌍 今回のテーマフランス語「croquette(クロケット)」が日本語に入る... 2026.05.19 料理と言語
料理科学ノート 野菜を塩もみすると水が出る理由(浸透圧の科学) キュウリに塩を振って揉むと水が大量に出る——「塩もみ」は日本料理の基本的な下処理のひとつですが、なぜ塩を振るだけで野菜から水分が出るのかを科学的に説明できますか?この現象の正体は「浸透圧(osmosis)」という物理化学的メカニズムです。浸... 2026.05.18 料理科学ノート
料理と言語 【命名の謎】「鴨葱」——ことわざがそのまま料理名になった、日本語の命名センス 「鴨が葱を背負ってくる」——このことわざ、知っている人は多いと思う。でも、そのことわざがそのまま料理名になっている、という話はあまり知られていない。鴨と葱を使った鍋料理を「鴨葱(かもねぎ)」と呼ぶ。食材の組み合わせがことわざの比喩と完全に一... 2026.05.18 料理と言語
1年目が知らなかった話 カカオ農家の子どもは、チョコレートを食べたことがない 世界のカカオ生産量の約4割を担うガーナ。その農村部で育った子どもたちの多くが、チョコレートを一度も食べたことがない──これは都市伝説でも誇張でもなく、現地調査や報道で繰り返し確認されている事実だ。毎日カカオの実を収穫している人たちが、そこか... 2026.05.18 1年目が知らなかった話
料理と言語 【音の印象】ピザ・パスタ・パエリア——人気洋食はなぜ「パ行」だらけなのか ピザ、パスタ、パエリア、ポテト、パン——日本人が大好きな洋食の名前を並べてみると、妙なことに気づく。やたらと「パ行(pa・pi・pu・pe・po)」の音が多いのだ。🎵 今回のテーマ人気洋食名に「パ行」が集中するのは偶然なのか、それとも音その... 2026.05.18 料理と言語
料理科学ノート 小麦粉のグルテンが生地をつなぐ科学(こね方と食感の関係) 「パンはよくこねる」「天ぷら衣は混ぜすぎない」「餃子の皮はしっかりこねる」——小麦粉を使う料理ではこね方が食感を大きく左右します。その理由は「グルテン」にあります。グルテンは小麦粉のタンパク質(グリアジン+グルテニン)が水と結合して形成され... 2026.05.18 料理科学ノート
料理と言語 【オノマトペ】「さくさく」は英語に翻訳できない——日本語の食感語彙が世界一多い理由 「この唐揚げ、さくさくですね」——この一言、英語に翻訳しようとすると詰まる。"crispy" と言えば近いかもしれない。でも「さくさく」と "crispy" はイコールではない。日本語話者なら感覚的にわかる、あの軽くて乾いた食感の繊細なニュ... 2026.05.17 料理と言語
1年目が知らなかった話 高い包丁がすぐ切れなくなる人は、まな板を疑ってほしい 高い包丁を買ったのに、すぐ切れなくなった——そんな経験はないだろうか。「砥石で研ぐ回数が足りないのかな」「やっぱり腕の問題かな」と考えがちだが、実は犯人はまったく別のところにいることが多い。まな板である。📌 この記事でわかること包丁の切れ味... 2026.05.17 1年目が知らなかった話