料理と言語 【語源】「肉じゃが」の「じゃが」はジャカルタだった——東郷平八郎と海軍が生んだ和食の物語 「肉じゃが」は和食の定番だが、名前の半分は日本語ではない。「じゃが」の正体を知ると、この一皿の見え方が変わる。🍳 今回のテーマ「肉じゃが」という名前には、遠くジャワ島の港町の名前と、明治海軍が生んだ実話が同居している。じゃがいもの語源と、肉... 2026.07.19 料理と言語
料理と言語 【オノマトペ】「しゃきしゃき」はいつから野菜の言葉になったのか——「しゃきっと」からの転身 「しゃきしゃき」と聞いて思い浮かべるのは、新鮮なレタスやセロリだろう。じつはこの言葉、もともと野菜とはまったく関係のない場所で生まれた。🍳 今回のテーマ「しゃきしゃき」という言葉が、人の姿勢を表す言葉から野菜の食感語へと変わっていった経緯と... 2026.07.18 料理と言語
料理と言語 【語源】「羊羹」になぜ「羊」の字が入っているのか——中国の羊肉スープが和菓子に化けるまで え、そうだったの?和菓子の「羊羹(ようかん)」には、なぜか「羊」という字が入っている。でも羊羹に羊肉は一切使われていない。実はこの漢字、もともとは中国の料理名をそのまま引き継いだ名残なのだ。🍳 今回のテーマ「羊羹」という名前が、羊肉を使わな... 2026.07.17 料理と言語
料理と言語 【外来語】「ドリア」はイタリア貴族の名前だった——アンドレア・ドーリアと横浜生まれの洋食 え、そうだったの?「ドリア」というレストラン料理、実はイタリアには存在しない。バターライスにホワイトソースをかけて焼く、あの洋食のことだ。名前の由来をたどると、16世紀ジェノヴァの海軍提督にたどり着く。🍳 今回のテーマ「ドリア」は昭和初期の... 2026.07.15 料理と言語
料理と言語 【音の印象】「ラーメン」「カレー」はなぜ伸ばして発音すると美味しそうに聞こえるのか 「ラーメン」も「カレー」も、伸ばして発音するとなぜか美味しそうに聞こえる。実はこれ、気のせいではない。日本語のカタカナ表記に潜む「長音符号」には、味の印象を操作する不思議な力があるのだ。🍜 今回のテーマ外来語の料理名にひそむ長音「ー」の音象... 2026.07.14 料理と言語
料理と言語 【オノマトペ】「もちもち」はなぜここまで使われるようになったのか——語源は「餅」、氾濫する食感語の正体 「もちもち」という言葉、実は使われ始めたのはそんなに昔のことではない。いまやパンにもうどんにも白米にも、当たり前のように使われている。でも、この言葉の語源をたどると、答えはとてもシンプルだった。🍚 今回のテーマ「もちもち」という食感語がどこ... 2026.07.05 料理と言語
料理と言語 【命名の謎】「がんもどき」はなぜ「雁もどき」なのか——精進料理が生んだ「なりすまし」の命名法 え、そうだったの?「がんもどき」の「がん」は、鳥の「雁(がん)」のことだった。豆腐と野菜だけでできた精進料理が、なぜ鳥の名前を背負っているのか。🍳 今回のテーマ「がんもどき」は「雁もどき」、つまり「雁の肉に似せたもの」という意味を持つ。禁じ... 2026.07.04 料理と言語
料理と言語 【音の印象】「がっつり」「さくっと」「ぱりっと」——促音「っ」が料理名を美味しそうに聞こえさせる理由 「がっつり系」「さくっと揚げ」「ぱりっとした皮」——気づけば、食欲をそそる料理名にはやたら「っ」が入っている。これは偶然だろうか。実は「っ」という小さな文字、促音(そくおん)には、味や食感を強く印象づける音の力が隠れている。🍳 今回のテーマ... 2026.07.03 料理と言語
料理と言語 【外来語】「シュークリーム」は靴じゃない——フランス語で「キャベツ」を意味する菓子の名前 え、そうだったの?「シュークリーム」の「シュー」、実は靴(shoe)とは一切関係ない。フランス語で「シュー(chou)」が指すのは、まったく別のもの。🍰 今回のテーマ「シュークリーム」という名前に隠れた、フランス語と日本語のすれ違いを解き明... 2026.07.02 料理と言語
料理と言語 【命名の謎】「ぼたん鍋」はなぜ「ぼたん」なのか——猪肉と花を結びつけた江戸の隠語と見立て命名 猪(イノシシ)の肉を使った鍋料理を「ぼたん鍋」と呼ぶ。なぜ鍋の中にある肉が、花の名前をしているのか。この「ぼたん」には、江戸時代の食文化と日本語の命名センスが深く絡み合っている。🌸 今回のテーマ猪肉がなぜ「牡丹(ぼたん)」と呼ばれるのか。江... 2026.07.01 料理と言語