1年目が知らなかった話 毎年3万人が川原に集まる——山形「芋煮会」は江戸時代の荷揚げ飯から始まった 毎年9月の第1日曜日、山形市の馬見ヶ崎川(まみがさきがわ)の河川敷に数万人が集まる。そこに登場するのは直径6メートルという常軌を逸した巨大鍋。そしてその中身をかき混ぜるのは——パワーショベル(重機)だ。「芋煮会」という言葉を聞いたことはある... 2026.05.27 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 同じ料理なのに名前が違う——チャーハンと焼き飯、おはぎとぼたもち、全部まとめました 「チャーハンと焼き飯って違うの?」「おはぎとぼたもちって別物?」——そう聞かれたとき、自信を持って答えられる人はどれくらいいるだろう。日本の食卓には、ほぼ同じものなのに名前が違う料理が意外とたくさんある。地域の違い、時代の変化、語源のこだわ... 2026.05.26 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 南極基地に野菜農場がある——越冬隊員が氷点下の外で野菜を育てる話 「南極に農場がある」と聞いて、すぐに信じられる人は少ないだろう。外の気温はマイナス30〜40℃、地面は一年中雪と氷に覆われ、吹雪が吹けば視界はゼロになる。そんな場所で、緑が育つ余地などどこにもなさそうだ——少なくとも、外には。でも実際には、... 2026.05.26 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 コンニャクの9割は群馬産——日本の台所を支える地味すぎる王者の話 スーパーのコンニャク売り場に立ったとき、産地を気にして手に取る人はほとんどいないだろう。鍋やおでんに欠かせない食材でありながら、「どこで作られているか」を意識することはほぼない。だが、ちょっと待ってほしい。日本全国で作られているコンニャクイ... 2026.05.25 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 震災が、東京の「普通の味噌」を変えた スーパーで味噌コーナーに立つと、「信州味噌」の文字が並ぶ。淡い黄色の、あのさらっとした辛口の味噌。「味噌といえばこれ」と思っているなら——それ、関東大震災が作ったイメージかもしれない。1923年9月1日の関東大震災の前、東京の「普通の味噌」... 2026.05.24 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 天津甘栗の「天津」は、通り道の港の名前だった 「天津甘栗」と聞いたとき、多くの人は「天津で作られた甘栗」だと思うはずだ。駅の売店や観光地、中華街でも堂々と「天津甘栗」の看板が並んでいる。だがちょっと待ってほしい——その「天津」は本当に産地のことを指しているのだろうか。実はこれ、食の世界... 2026.05.23 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 誰かが洗っている——無洗米という名前のウソ 「無洗米」という名前を聞くと、多くの人は「洗わなくていいお米」と思う。でも実は、その理解はちょっと違う。正確には——「工場で先に洗ってあるから、家で洗わなくていいお米」が正しい。つまり「無洗」なのは消費者だけ。誰かがどこかで、ちゃんと洗って... 2026.05.22 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 「黒糖」と書いてあっても、本物じゃないものが普通に売られている スーパーのお菓子コーナーに「黒糖」と書かれた商品が並んでいる。黒糖飴、黒糖ラスク、黒糖饅頭——どれもそれっぽい名前だ。でも実は、その「黒糖」、本物じゃないかもしれない。「黒糖」と「加工黒糖」は、全然別のものだ。でも見た目は似ているし、名前も... 2026.05.21 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 スーパーのアスパラは、ほぼ全員オスです スーパーの野菜売り場を見回しても、「性別」なんて気にしたことはないはずだ。でも実はアスパラガス、あなたが思っているよりずっと「性別」が重要な野菜だ。「植物に性別なんてあるの?」と思うかもしれない。あるんです、それも結構はっきりと。そしてスー... 2026.05.20 1年目が知らなかった話
1年目が知らなかった話 飲んではいけない人たちが、最高の酒を作った お坊さんは酒を飲んではいけない。仏教の戒律でそう定められている。でも、日本酒の醸造技術を最も磨いたのは、その「飲んではいけない人たち」だった。奈良県の正暦寺(しょうりゃくじ)。ここが「清酒発祥の地」とされている。室町時代、この寺の僧たちが現... 2026.05.19 1年目が知らなかった話